こんにちは!ティップス金山支配人の加藤です。
私、ジムに行ったときは必ずする「温冷交代浴」。最初、にわか知識と爽快感だけで行っていたのですが、最近では、世界中で色んな研究成果が発表されていて、その効果を知って行うと、体と心ダブルで爽快感を味わえて、いつも楽しめるんです。
元々温冷交代浴は、ヨーロッパで温泉療法として行われてきた方法です。温冷交代浴の効果については様々な研究が行われおり、疲労回復に加えてケガの回復のサポート、筋肉痛を和らげる効果やパフォーマンス向上効果がすでに認められています。サウナも温冷交代浴のひとつです。
疲れた、早起きがつらい、食欲がない、仕事に熱中できない、眠りが浅く、ささいなことが気になってならないなどの自覚症状があるものの、医学的検査を受けてもとくに悪いところもない、という現代人にとって、調子を取り戻すために温冷交代浴をするのが良いのではと言われています。
そのため、最近ではアスリートが疲労回復のために取り入れているほどです。
なぜ温冷交代浴にこのような効果があるのかというと、熱い湯と水風呂で交互に温冷刺激を与えることにより、交感神経が刺激されるからです。
交感神経へ刺激が与えられると筋肉が収縮し、疲労により発生した炎症物質の減少、むくみ改善、冷え性の予防や新陳代謝アップによるダイエット効果などが期待できます。冬の寒い時期に体をあたためるだけでなく、暑い時期に温冷浴を行うとクールダウンでき、入浴後の汗を抑えるのにも効果的です。
あと注意も必要なのですが、温冷交代浴の効果を得るために大切なことは、少しずつ慣らすことです。お風呂に入って体が温まっていても、一気に水風呂に飛び込むのは血管や心臓に負担がかかるから絶対にいけないとのこと。いきなり水に浸かると急激な血圧上昇が起こり、脳卒中を起こすリスクがあるほか、心臓に強い負荷をかけ心筋梗塞や狭心症発作や不整脈を起こすこともあるそうです。
次回は、この温冷交代浴が体に与える負荷が、実は老いを遅らせてくれる⁉的な、仰天驚愕の「老いなき世界」をお送りします。
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