第19回「デザイナーフーズ・ピラミッド②」

こんにちは!ティップス金山支配人の加藤です

前回の続きですが、アメリカだけでなく世界中で様々な研究が行われており、数々のエビデンスが多数出てきています。がんと言っても色々ありますよね、ところがにんにくの頂点たる所以は、実に多くの種類のがんに対して予防効果を発揮するからなのです。例えば、

・ヨーロッパでは、10か国の男女を対象に、がんと栄養摂取の効果を調べる研究で、にんにくと玉ねぎの摂取量が多いほど、大腸がんのリスクが低下した。

・フランスでは、にんにくの摂取量の増加と乳がんリスクの減少との間に有意な関連が指摘されていて、とくに食物繊維にんにく玉ねぎ摂取量が多いほど、乳がんリスクが減少した。

・アメリカで行われた高齢女性を対象に、食事や体脂肪の分布及びその他の危険因子とがんの発症率との関連性を調査した結果、にんにくの摂取量と結腸がんリスクの間に強い相関が認められ、最もにんにくを食べていた女性群は、最も食べていない群と比較すると、50%もリスクが減少していた。

・サンフランシスコの研究では、にんにくを大量に摂取した人は、少量の人と比較して、前立腺がんのリスクが54%減少した。

・中国では、にんにくの摂取量とがんリスクに関する研究が行われ、食道がん及び胃がんのリスクを減少させる可能性が高く、前立腺がんのリスクも50%減少した。

と調べれば、出てくるわ出てくるわ。もうこれは「がん予防の宝石箱や~」状態なんです。

なぜそもそもこうした効能があるのかと言えば、いくつもの要因が考えられるみたいですよ。

  • にんにくに含まれる硫黄化合物が、発がん性物質を代謝・解毒することで無害化し、体外に排出する働きがあるということ。特に、肝臓障害や動脈硬化の原因ともなる過酸化脂質を代謝し、減少させる効果がある。
  • がん化した細胞を死滅させることで、がん細胞の増殖を抑えること。アリルスルフィド類という成分に、この効果がある。
  • 免疫機能を強化し、発がん性物質やがん細胞の除去を促進すること。硫黄化合物が、免疫力を強化する働きがある。

ということが既にわかっているみたいで、その他にも血液の循環をよくする、消化を促進して胃腸を整える、疲労回復や滋養強壮効果など、さまざまな効能があるといわれています。

 いかがでしたか?ニンニクパワー。凄くないですか?「臭くなる」ということだけがデメリットなのですが、食べ過ぎてることが皆さんに知れ渡ると、まったく食べてないのに、「あれ?またニンニク食べたでしょ?」的なことを言われて、ショックを受けることもありますので、あまり口外しないことをおススメします。(笑)

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