第15回仰天驚愕の「老いなき世界②」

コーチのつぶやき

こんにちは!ティップス金山支配人の加藤です。

老いという病気を治す方法を語る前に、避けて通れないのが、「なぜ老化はそもそも起こるのか?」を説明しないといけないので、簡単にまとめますね。

一言で言うと「老化とは情報の喪失」だそうです。ここで言う情報とは、遺伝子から読み出される情報のことで、その読み出され方がおかしくなることで様々な老化の症状を引き起こしてしまうらしいのです。老化とはこのたった1つの原因にいきつくという極めて明快な考え方と天才は言っております。

私たちのカラダには2万個の遺伝子の情報があると言われていて、その情報をどう読み出されるかがポイントで、加齢によって情報の読み出され方がおかしくなってしまったのが、老化した状態とのこと。そう考えると「情報の読み出し間違い」を防げば老化は止められるということです。

そして、老化のキーとなる分子が「サーチュイン」。サーチュインは遺伝子からの情報発現の制御に関与するタンパク質のこと。「サーチュインの働きが衰えることが、老齢に特有の病気を発症する大きな理由の1つ」であると説いています。

もっと分かりやすく言うと、老化はDNAの損傷で、常に行われている体内でのDNAのコピーミスが起こりやすくなるということです。そこでこれを回復させるために活性化しなければいけないのが、

「サーチュイン」ということです。常に繰り返されている細胞分裂の中で、損傷の修復にエネルギーをまわす役割を担っているのがサーチュインなのです。ということは、DNAが損傷し、修復が追い付かない状態が老化のメカニズムだったのです。

ではでは、このサーチュインを活性化させればいいんじゃないの?と思いませんか?そうなんです。

正解です。それは日頃からサーチュイントレーニングをしておくということなのですが、DNAに負荷がかかるとサーチュインが出動しますが、修復するまでもないと分かると、何もせずに元に戻っていきます。つまり、このサーチュインの出し入れが「サーチュイントレーニング」の正体なのですが、ポイントは体に「負荷」を負わせることだったのです。「え~~何かイメージしていたのと反対」とか思いませんでした?体を休めるとか、リラックスするとか?いやいやその反対なんです。負荷を与えることがいいんです。

ではいったいどんな負荷がいいんでしょうか?その負荷の与え方が、健康寿命に直結する答えです。

次回発表します。

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